あなたは大丈夫ですか?

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若い女性を中心に症状のない性病が流行

セックスで移る病気は、昔には「性病」といわれ、いわゆる「遊び人」の病気と考えられていました。ある日突然!まさか私が・・・」と思う人も多いでしょう。でも、今この病気はセックスをしたことのある人なら誰もがかかりうる病気でもあります。

名前も性感染症(STD=sexually transmitted diseases)と呼ばれて、インフルエンザなどと同じような感染症として扱われるようになりました。STD感染者のピーク年齢は、女性が20代前半、男性は20代後半です。

特に1990年代以降、目だって増加しているクラミジア感染症は、10代後半から20代女性に集中しており、20代前半女性の16人に1人、10代後半女性の23人に1人が感染者といわれます。クラミジアは感染しても無症状のことが多く、知らないうちに感染者を増やしたり、自分の病状を進行させる可能性が高いの怖いところです。

そのほか、性器ヘルペスも近年増加しており、やはり症状がないだけに知らず、知らずの内に感染が広がるエイズもHIVウィルスによって感染するSTDのひとつです。

STDには、男性より女性の方が1.4倍も感染しやすいデータが出ています。クラミジアではなんと2.3倍。女性は、性器の内側が感染経路となる粘膜で覆われていることから、感染しやすくなっています。また、性器が体の奥のほうにあるため、感染が隠れて進みやすいという女性特有の不安があります。

しかも女性の場合は、感染によって不妊症になったり、子宮外妊娠や流産・早産を招く恐れもあります。さらに、出産時には赤ちゃんまで感染させて、重い病気をもたらす危険もあります。自分やパートナーの体とともに、二人の関係を大事にするためにもセックス(性行為)でうつる病気について、正しく知っておきましょう。



こんな症状はありませんか?

■こんな症状はありませんか?
性器付近がかゆい
痛みがある
赤くなったり熱を持っている
おりものの量や色、においが普段と違う
水疱やイボ、しこりがある
いずれも性器にあらわれる主要な症状。

下腹部が痛い
炎症が子宮の奥や卵管などに進むと、下腹部痛を起こすこともある。

おしっこをすると痛い
炎症が尿道にも起きて、痛みやうみが出ることもあります。

発熱やのどの痛みなど風邪のような症状
病気によっては性器周辺だけでなく、風邪のような症状がでることも。

口の中やのどに発疹ができる
オーラルセックス(口を使うセックス)で、のどや口にうつってポツポツができる場合があります。

*但し、自覚症状がないことも多いです。感染しても何も症状がなくて、気づかないという病気もあります。わずかな異変でも見逃さないようにしましょう。




こんなセックスをすると性病になります

あなたは大丈夫ですか?
STDに感染するリスクの高い性行動は、クラミジアでも性器ヘルペスも、そしてHIVに対しても基本的には同じ。そのためSTDに感染している人は1種類だけでなく、複数の病気に感染している「複合感染」の可能性が高まります。当てはまる人は危険信号です。婦人科で相談をしましょう。

■こんなセックスをしていませんか?
コンドームを使わない
コンドームは避妊だけでなく、STDを最前線で予防できる大きな手段です。

セックスする相手が複数。
相手が100%安全、という場合でない限り感染のリスクが高まります。

相手に複数のパートナーがいる
相手が別の人から感染したSTDをさらにうつされてしまう危険が大きくなります。

相手がよく変わる
相手が感染しているかどうか、そのたびに確かめるのは難しいので大きなリスクが伴う。

相手との年齢が離れている。
相手の年齢が高く、セックス経験が多いと、同年代よりもリスクは高まります。

生理中もセックスする
生理中は子宮内膜がはがれ落ち、血管が露出した状態なので、感染しやすくなります。

アナルセックスをする
アナル(肛門)セックスの場合でも、ウィルスは血液中に存在し、粘膜の傷口を通して感染するので、出血を伴えばリスクが大きくなります。




性病に感染しやすい人

不特定多数の人とセックスをしている人は要注意です。特にコンドームによる予防をしていない人。危険日には避妊のためにコンドームは使うけど、安全日にはコンドームを使わない人も心配です。例え1回のセックスでも相手が1人きりでも感染する危険はあります。

STD感染症またひとつのSTDに感染している人は、別のSTDにも感染しやすくなります。粘膜が炎症によって荒れていたり抵抗力も弱まっているために感染しやすくなります。またエイズへの感染リスクも健康な時より5倍近く高くなります。

膣部が赤くただれりする膣部びらんは、成熟した女性に多くみられるものですが、まれに本当に傷ついてただれたびらん状態になっていることがあります。その場合は性行為のたびに出血したり、炎症を起こしたりするので、性病への感染リスクは高まります。


*性行為感染症・STD(性病)は、感染しても初期症状はほとんどないだけに、放置しておくと色んな合併症を招くこともあきらかになっていますので、ご注意してください。